ネットゲームとは、パソコンとインターネット回線を利用して、不特定多数の人たちと一緒に遊べるゲーム全般のことです。ネットゲームにはさまざまな形態がありますが、家庭用などのオフラインゲームしか経験がない人が気をつけたいのは、インターネットサーバーにキャラクターや進行情報、持ち物などのデータが保存されるため、サーバーにログインしていないと遊べないという点です。
なお、当サイトで紹介しているネットゲームは、インターネット回線を利用して運営会社が管理するサーバーからソフトをダウンロードしてプレイするタイプのものが中心となっています。
ネットゲームの特徴
インターネット回線を通して、自宅にいながら遠く離れた知らない人や、近くにいる友達とリアルタイムでチャットや戦闘、目的を持った冒険を楽しみながらコミュニケーションが取れるのがネットゲームの魅力です。普段の日常生活では出会うことのない人ともネットを通じて交流できる点が、従来の家庭用ゲームにはなかった大きな特長です。
ソフト自体の料金について
ゲームソフト(クライアント)の料金には、パッケージとして購入するものと、インターネット上から無料でダウンロードできるものがあります。当サイトで紹介するゲームは、基本的に無料ダウンロードが可能なものを中心に紹介しているため、特別な記載がない限り、事前に料金が発生することはありません。
利用料金について
近年は「基本料金が完全無料」で、ゲーム内のアイテムや便利機能の使用権を購入することで課金が発生するタイプが主流となっています。タイトルによっては、課金アイテムがないと遊びづらいゲームもあれば、課金はあくまでオマケ程度で無課金でも楽しめるゲームもあり、一概には言えません。
ただ、本格的に遊び込む場合、数ヶ月から数年単位でプレイする中で、アイテム購入などの課金を利用する人も多く、平均的には月々1000円前後を課金している人が多いようです。
また、ガチャと呼ばれるおみくじ形式の課金方式では、欲しいアイテムが出るまで繰り返し挑戦してしまい、結果的に数万円から十数万円もの課金をしてしまうこともあるため、計画的な利用が推奨されます。ちなみに当サイトの管理人はアバターや強化アイテムなどにあまり興味がなく、課金するとしても倉庫の拡張など最低限の利用にとどめており、月々500〜1000円程度で遊んでいることが多いです。
月額や定額課金型のタイトルでは、1000円から3000円程度で一定期間、使用制限なく楽しめるものもあります。
ベータテスト(βテスト)とは
ベータテスト(βテスト)とは、ネットゲームを開発中に製品として正式にサービスを開始する前に行われるテストプレイのことです。主に不具合のチェックや、サーバーが大人数の接続に耐えられるかといった検証が目的で、一定の制限付きでゲームを無料開放するのが一般的です。テスト中に不具合やバグを発見した場合は、運営へ報告することが求められるケースもあります。
ただ近年では、本来のテスト目的というより、プレオープンとして先行体験の意味合いが強くなっており、実際には普通に遊べるタイトルも多くなっています。極端なバグに遭遇するケースは少なく、通常プレイが可能なことがほとんどです。
なお、オープンβの前段階には、参加人数が限定される「クローズドβ」や「αテスト」があります。これらは抽選で参加が決まる場合が多く、正式サービスへのデータ引き継ぎが行われないこともあるため、安定して遊びたい場合は参加を見送った方が無難です。まれに重大なバグが残っていて、サーバーへ悪影響を及ぼすこともあります。